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あたしのつぶやき・・

あたしのつぶやき・・

川崎病 その2

8月20日 月曜(発熱4日目 入院1日目)
旦那が 子の様子に ただならぬ不安を感じたようで 仕事を休んでくれた。
朝起きて子が やたら舌を気にしていて ティッシュでゴシゴシしたりして
それに気が付いた旦那が 子に舌を見せてもらう。

!!( ̄■ ̄)イチゴ舌になっているという・・。
昨日まで 白いコケのようなもので覆われてたのに・・・。
これは マジで川崎病じゃないか?と思うようになった・・。

急いで 市民病院に連れて行き 窓口で湿疹があるというと
隔離室に通された。かなりの時間待ち 先生が来るまで緊張・・・。

市民病院の男の先生は 目の充血・体の湿疹・イチゴ舌をみて
あぁぁ~これは・・川崎病の疑いがあるなぁ・・と
聴診器をして 首のリンパを触った。
医学書(写真付き)のように見た感じ腫れてなかったので
もしかして 違うんじゃないかと 一筋の期待をしていたのだが
コリコリしたものを発見したようだ・・・。

あと似た病気が 二つほどあるというので
喉の粘膜を取ってみたが レントゲンと血液検査の結果
川崎病が濃いようだった・・。
先生に入院だと言われ 入院の病棟に行く事となった・・。

子を看護婦さんに引渡すと 面会時間まで会えないと言う。
子の泣き叫ぶ声が響いていた・・。どうやら点滴をされてるところだった様だ。

担当の女の先生から 詳しい話を病棟の談話室でされた・・。
だいたい医学書で分かっていたので ショックを受けずにすんだと思う。

川崎病は6つの特徴的な症状があるという。
①39度から40度の熱が5日以上続く。
②発熱と同時位に手足の末端がパンパンに腫れて赤くなる。
③発熱して2,3日すると体に不定形の発疹が出る。
④両目の白目が真っ赤になり 舌はイチゴのような赤いブツブツができ
  口の中の粘膜が 赤く腫れる。
⑤首のリンパ節が腫れる。

このうち5つ以上が当てはまり 初めて川崎病と診断されるとの事。
ただ 問題は 発熱して10日目頃から 心臓の血管の一部にこぶのような
ふくらみが現れて冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)を形成するという。
半数近い子に見られ 約20パーセントがそのまま残ってしまい
ごくまれに心臓の血流が途切れて 突然死するらしい。

治療として アスピリンとガンマー(γ)グロブリンの治療が有効のようで
それを行うといわれた。
ただγグロブリンは 血液製剤の一種でエイズやC型肝炎などで
のちのち問題になったのと同じように 今分かっているエイズやC型肝炎の
ウィルスは全て処理されているが これから未知のウィルスが出てくるかもしれないと聞かされ 詳しい検査結果が出てなかったが γグロブリンの同意書を
渡され記入した。未知のウィルスは怖いが 今この治療をしないと
心臓に後遺症が残るかもしれないので この選択以外道はなかった。
検査結果が分かり次第 点滴治療をすると言われた。

面会時間の15時に行くと子は寝ていた。そのうち起きて旦那と遊ぶ。
しばらくすると抱っこばかりになり17時エコーと心電図の検査に一緒に行く。
先生に同じ川崎病でも重症度は中程度だと言われた。(微妙・・)

18時ご飯・・。ほとんど食べず チャーハンが食べたいと言う。
とても機嫌が悪かった。
面会時間も終わり 帰る時・・。子は起き上がる元気がないのか
寝ながら手を振って泣いている。一生懸命こらえ様とする姿が
余計に辛く見えて 私自身泣いてしまった。(旦那も泣きそうだったと言う)

体中のほとんどに 湿疹がでてるので あれはきれいに治るのかと
心配になる。子にとって初めての親から離れての一人での外泊・・
大丈夫なのだろうか・・・。






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